バロテッリが悪童と呼ばれる理由は3つ?!ヤバいエピソードまとめ!

悪童バロテッリ。

サッカーに詳しい人なら一度はその名前を聞いたことがあると思います。

かつてはメッシ、クリスティアーノ・ロナウドに並ぶ逸材と呼ばれながら、ピッチ内外で問題行動が目立った。

一般的なバロテッリのイメージを集めると「問題児」、「攻撃的」などマイナスのイメージを持つ人が多いと思います。

しかし、それはバロテッリの一部にすぎず、誤解されやすい性格なため悪い印象を持たれています。

今回はバロテッリが悪童と呼ばれるようになった3つの理由と、ヤバいエピソードをまとめてみました。

バロテッリの世間にはあまり知られていない意外な一面は必見ですよ!

さっそく詳しくみていきましょう!

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バロテッリが悪童と呼ばれる理由は3つ?!

バロテッリが悪童と呼ばれるのには、3つの理由があるといいます!

バロテッリが悪童と呼ばれる理由

  1. 悪行が目立つ
  2. プレイスタイルも過激
  3. 罰金や警察沙汰になっている

さっそく、1つずつ詳しくみていきましょう!

悪行が目立つ

バロテッリが悪童と呼ばれる1つ目の理由は、悪行が目立つことです。

なんといっても、バロテッリが悪童と呼ばれるもっとも大きな理由がバロテッリの悪行の多さでしょう。

バロテッリは、イタリア代表の合宿中に門限を破り、当時の指揮官チェーザレ・プランデッリ監督に25万ポンド(約3700万円)もの罰金を課せられたこともあるんだとか!

さらに、2014年にはバロテッリ自身のインスタグラムアカウントで、銃口をカメラに向けて狙いを定めるように構えた写真を投稿したことも。

キャプションには

「俺を嫌うすべての人にキスを」

と記されていたといいます。

しかし、バロテッリはこの投稿をすぐに消去したそう。

こういったクレイジーに一面も、バロテッリの魅力なのかもしれません。

プレイスタイルも過激

バロテッリが悪童と呼ばれる2つ目の理由は、プレイスタイルも過激なことです。

有名なのは、2011年10月に、マンチェスターダービーで得点した後、バロテッリがユニフォームを脱ぎ

「WHY ALWAYS ME?(なぜいつも私だけ?)」

と書かれたシャツを披露したパフォーマンス。

なぜバロテッリがそのシャツを披露したか明かされていません。

また、2012年1月の試合では、バロテッリが対戦相手の頭を踏みつけたんだとか!

バロテッリが踏みつけたのは、トッテナムのスコット・パーカー。

しかし、なぜかバロテッリにレッドカードは出されなかったといいます。

バロテッリにレッドカードは出なかったものの、試合後4試合の出場停止が決まりました。

さらに、バロテッリはインテル在籍時に、自身で作成したライバルクラブ・ミランの名前入りユニフォームを着用してテレビに出演したこともあるんだそう。

自分でライバルのユニフォームを作ってしまうあたり、さすが悪童ですよね。

バロテッリは試合中にイエローカードを提示され

「F×××ingフランスの審判はいつも」

と発しながらロッカールームへ行く様子をテレビカメラが撮影しており、話題となったことも。

こういったバロテッリの過激なプレイスタイルも悪童と呼ばれる理由の1つのようです。

罰金や警察沙汰になっている

最後に、バロテッリが悪童と呼ばれる3つ目の理由は、罰金や警察沙汰になっていることです。

バロテッリは2010年、100万円の駐車違反罰金を取られたんだとか!

そして、バロテッリのスポーツカー「マセラティ」は27回も押収されたそう。

さらに、2013年には16万ポンド(約2300万円)もの駐車違反金が課せられたといいます。

バロテッリには、2300万円など痛くもないのでしょうね…。

バロテッリは、2010年に許可なく女性刑務所の駐車場に侵入したことも。

バロテッリは許可が必要だと知らずに訪問してしまったそう。

バロテッリは、警察の尋問を受けたましたが、刑務所職員は訪問しようとしたバロテッリを称えているんだとか。

問題児のレッテルを貼られたバロテッリですが、実はあまり知られていないだけで意外な一面もあります。

アフリカ系の両親を持つバロテッリは幼い頃から黒いイタリア人と人種差別を受け、いじめに合うこともありました。

その影響からか、バロテッリは子供には優しく、イメージでは想像のつかないエピソードがあります。

平日の練習終わりに子供が練習場に訪れていることを不審に思ったバロテッリは子供に事情を聞くと、いじめられていることが発覚。

そしてそのまま、バロテッリは少年と学校に向かいいじめていた子供たちに注意して、校長に話し合いの場を設けるように言い、和解させた。

他にも雑誌売りの少年に雑誌を受け取ることなく、20ポンドを渡したり、年収の一部をアフリカの子供たちに寄付しているなど実は心の優しい人物です。

特に人種差別には敏感で、2013年のセリエA最終節のローマ戦でローマファンは90分間バロテッリに向かって、人種差別的な歌を歌い続けた。

それに傷ついたバロテッリはハーフタイムにロッカールームで涙を流した。

2019年には相手チームのサポーターの一部がバロテッリに向かい人種差別コールを行った。

それを耳にしたバロテッリは試合中にも関わらず、ボールをスタンドに蹴り込み、グラウンドを立ち去ろうとして、試合が一時中断するという騒ぎが起きた。

これらの人種差別が行われるたびにバロテッリはSNSやメディアを通じて、人種差別の愚かさを主張してきました。

過激的な性格に見られることが多いですが、実は子供には優しく、傷つきやすい一面もあります。

ヤバいエピソードまとめ!

バロテッリの問題行動を挙げるとキリがありません。

代表的なエピソードをいくつか紹介したいと思います。

自宅の浴場で花火をして火事になる

おそらくバロテッリの数ある問題行動の中で一番有名なエピソードですね。

夜中に友人4人と花火を投げて遊んでいたところ浴場のタオルに着火して、一階が火に包まれたそうです。

その時の火事の様子がこちら

出典:dailymail

想像以上に大きな火事ですね。

画像の中に原因となったまるでダイナマイトのような花火がありますが、こんなものを家で使うなんてイカれてますよね。

話はこれだけで収まらず、火事騒動があった数日後に、花火を安全に使うためのキャンペーンの大使に就任して話題を呼びました。

そしてバロテッリは、このようにコメントしています。

「重要なのは子供たちが誤った花火の使い方をすべきでないこと。正しい使い方をしなければ、彼らは大きなダメージを受ける可能性がある。だから人々は花火の安全な楽しみ方を知るべきなんだ。」

とても数日前に浴場で花火をしていた人のコメントには思えないですよね。

チームの下部組織の選手にむかってダーツを投げる

ある日バロテッリはクラブの練習施設の窓から、下部組織の選手に向かってダーツを投げました。

相当嫌いな選手もいたのでしょうか?

この件についてクラブが調査したところ、バロテッリは「暇だったから。」という理由でダーツを投げたという。

幸い怪我人はいなかったですが、暇という理由でダーツを投げるなんて流石の悪童っぷりですね。

他にもバロテッリの問題行動はたくさんありますが、こういったことから『悪童』という異名を持ち、マイナスなイメージを持たれています。

バロテッリのプロフィール

マリオ・バロテッリは、1990年8月12日生まれ。

シチリア島のパレルモでガーナ系の両親の元で生まれました。

生後間も無く、ヒルシュスプルング病で生後一年は病院で過ごしました。

両親はマリオにより良い生活をさせるため、3歳で里子にだし、イタリア人のバロテッリ夫妻に養子として迎え入れられました。

バロテッリは15歳でプロデビューし、その後インテルへ移籍し17歳でセリエAデビューを果たしました。

2007-08シーズンにセリエAを制し初のタイトル獲得となりました。

そしてバロテッリはインテルの一員として、セリエA、カップ戦、チャンピオンズリーグの三冠を達成しました。

2010年には2400万ポンド(約33億円)でマンチェスター・シティに移籍。

一年目から活躍すると同年にゴールデンボーイ賞を受賞しました。

翌年も問題行動が目立つ一方で目覚ましい活躍を見せ、リーグ優勝がかかった一戦では決勝点につながるパスを出し、優勝に貢献する。

翌年、2012-13シーズンはなかなか調子があがらず、ミランへの移籍が決定となります。

ミランではデビュー戦で2得点を挙げ、勝利に貢献し、チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献しました。

しかし、その後リヴァプールに移籍し、目立った活躍を残せず、再びミランにも復帰するが全盛期ほどの活躍をすることができませんでした。

2016年にフランスのニースに移籍するとデビュー戦2試合で4得点を決め好スタートを切ると、翌2017-18シーズンは28試合で18ゴールも決めるキャリアハイを記録。

その後はマルセイユ、ブレシア、モンツァなど渡り歩き、現在はトルコのアダナ・デミルスポルに所属。

最終節で決めたゴールが素晴らしいとSNSで話題にもなりました。

その動画がこちら

リーグ最終節では5ゴールを挙げるなど全盛期の輝きほどではないものの強烈なインパクトを残しています。

まとめ

問題行動ばかり起こす問題児というイメージを持たれるバロテッリですが、本当は優しい心の持ち主の意外な一面を知っていただけたのではないでしょうか?

今回取り上げたのはバロテッリについて本当にごく一部であり、思わず笑ってしまうような問題行動、心温まるエピソードも他にもたくさんあります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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