南野陽子の気が強い若い頃がヤバすぎる!高校の制服のまま講談社へ殴り込み!

南野陽子の気が強い若い頃がヤバすぎる!高校の制服のまま講談社へ殴り込み!

年齢を重ねた現在もキュートで愛らしい俳優・歌手の南野陽子さんですが、若い頃には、かなり気が強い、といわれる武勇伝があります。

高校帰りに制服のままで講談社への殴り込み(?)や、「スケバン刑事」の仕事を一人で営業をかけて取ってくるなど、頼もしいエピソードがあります。

南野陽子さんのヤバすぎる、気が強い若い頃のエピソードを一緒に見ていきましょう。

すぐに読める目次

南野陽子の気が強い若い頃!高校生で殴り込み

南野陽子さんが高校の制服のまま、講談社へ乗り込んだことがありました。

何があったのか見ていきましょう。

南野陽子が講談社へ1人で抗議の突撃!なぜ?

高校生の時に『少年マガジン』(講談社)のグラビア撮影でのことです。

撮影に臨んだ際、メイクをしてもらいました。

ですが、仕上がったメイクに納得がいかず

ものすごい化粧をされてしまった

と、思ったそうです。

違和感だらけの化粧をされ、どうしていいかわからなくなってしまった南野陽子さんは、トイレットペーパーでゴシゴシと取りました。

クレンジングを使ったわけではないので、顔は真っ黒になってしまったそうです。

ですが、黒くなった南野陽子さんの顔のメイクを直さずに、そのまま撮影が行われました。

コンビニで雑誌の出来上がりを見た南野陽子さんは、写真の出来の悪さに愕然とします。

2ページの記事でしたが、トイレットペーパーで化粧をとった黒い顔の写真では納得できませんよね。

南野陽子の抗議がヤバい

納得いかない南野陽子さんは講談社に、学校帰りの制服のまま、一人で突撃しました。

対応してくれた編集長に

何を撮りたいんですか?17歳を撮りたいんだったら、17歳らしい写真を撮るべきだと思います!

と、南野陽子さんは抗議しました。

当時、高校3年生ですが南野陽子さんは、かなり気が強く、しっかりしてますね。

そして

この写真、私じゃありません!

と、編集長に詰め寄ったそうです。

2017年6月10日放送の「おかべろ」(カンテレ)でこのトークを披露しました。

これを聞いたMCの岡村隆史さんは苦笑い。

きれいにメイクしてもらったのに勝手に自分で取って、何を撮りたいんですかって、殴り込みで…

南野陽子さんは自分でメイクを取り、黒い顔になったのですから。

さらに南野陽子さんは

だって、畳の上でレオタードとか。意味が分からない

と、反論するとスタジオは大爆笑でした。

殴り込みはビートたけしより前

ビートたけしさんと「たけし軍団」11人が「フライデー」(講談社)の取材に抗議するため襲撃したのは1986年12月。

南野陽子さんが単独で、講談社に乗り込んだのは1985年です。

たけしさんのフライデー襲撃より南野陽子さんの方が前でした。

フライデー襲撃事件

1986年12月9日未明、愛人の専門学校生に強引な取材をされたことに激怒した
ビートたけしとその軍団12人が、講談社のFRIDAY編集部を襲って、部員5人に肋骨を折るなどのケガを負わせた傷害事件である。

引用:日刊ゲンダイ

たけしさんたちは消火器を噴射、雨傘を振り回す、拳で殴る、蹴るなどの大暴れをし、世間で注目の事件となりました。

乱闘は5分ほどで、大塚警察署の警察官が来て終了。

たけしさんは傷害罪で懲役6ヶ月(執行猶予2年)、たけし軍団は起訴猶予処分となりました。

たけしさんの襲撃とはかなり内容が違いますが、南野陽子さんはたった一人で抗議に行く度胸は、大したものですし気が強いですね。

そして岡村さんが言うように、アイドルが殴り込み、というのもユニークです。

突撃して大きな仕事を獲得

講談社へ南野陽子さん一人で抗議に行ったことを、編集長はおもしろい子だ、と思われたのでしょう。

なんと、もう一度撮影してくれることになり、そして撮影は46ページの記事になりました。

南野陽子さんの気の強さが、写真の撮り直し、さらに46ページもの記事に結びつきました。

リベンジしたくて、学校帰りに制服のまま講談社に乗り込んで、グラビアの担当者さんに『この前、写真を撮ってもらった南野陽子ですけど、これ、私じゃありません』と訴えたら、『君、おもしろいね。もう一回撮ろう』ってなって、46ページの記事になっちゃった

引用:FRIDAY

南野陽子の気が強い若い頃にスケバン刑事の営業

南野陽子さんは『スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説』(フジテレビ1985年11月7日〜1986年10月23日)に主演し、大ブレイクを果たします。

この『スケバン刑事』は南野陽子さん(当時高校生)が、単独営業で主演を取ってきました。

どういうことか、気になりますね。

南野陽子がフジテレビに一人で乗り込み営業

南野陽子さんは、たった一人でフジテレビに行き、

ドラマを作っていると聞いたんですが、だれかお話聞いていただけませんか?

と、営業をかけたそうです。

当時、高校生の南野陽子さんが講談社に続き、フジテレビにも一人で乗り込みました。

気が強くなくてはできないことですが、南野陽子さんの行動力は素晴らしいです。

人気を博した主演ドラマ「スケバン刑事」の仕事も「フジテレビに1人で乗り込んで」取ったものだという。岡村は思わず「だいたい乗り込んでいくんですね」と感心。

引用:デイリー

南野陽子さんがフジテレビに営業をかけた後、事務所がフォローし、主演が決定しました。

気が強く、行動力だけで主演をつかんだのではなく、魅力的で才能ある南野陽子さんだから、主演をつかんだのでしょうね。

南野陽子のスケバン刑事キャラ

初代・斉藤由貴さんの『スケバン刑事』は大ヒットしました。

2代目の『スケバン刑事』を演じる南野陽子さんが、初代に負けないためにはどうすれば良いか、考えます。

デビューしたての南野陽子さんでは、大ヒットの初代スケバン刑事にかなわないため、このような企画が立てられました。

  • 仮面ライダー」が人気

    五代陽子(2代目麻宮サキ)も鉄仮面をかぶる
  • 「鬼龍院花子の生涯」(東映映画1982年)が大ヒット(土佐弁)

    五代陽子(2代目麻宮サキ)も土佐弁にする

2代目スケバン刑事の決めゼリフは

おまんら、許さんぜよ!

東映の人気ドラマ、映画から設定を一部取ったそうです。

『スケバン刑事Ⅱ』には、こんな裏話があったんですね。

「スケバン刑事フェスティバル in さよなら丸の内TOEI」(2025年6月)に登壇した斉藤由貴さんと南野陽子さんが語っています。

「せっかく2をやるんだったら、何か強くしなければならない…と、企画会議の段階で、皆さんは頭をひねられるたと思うんですけど陽子ちゃんの、この企画が通っちゃうのがすごい」と驚いた。すると、南野は「東映だもん!」と言い、笑った。

引用:Yahoo!ニュース

企画は見事に当たり、南野陽子さんの「スケバン刑事Ⅱ」は大ヒットしました。

南野陽子は気が強い?

強気な発言で生意気

南野陽子さんはデビュー当時から、正直な発言をしていました。

そのため、気が強い、生意気、と思われることが多々あったようです。

なぜかというと、南野陽子さんの言動からそう思われてしまいました。

広告代理店でオーディションの話を聞き、受けに行ったけれど

私、向いてないと思います。

と、帰ってしまったことがあります。

化粧品のCMオーディションでは

いや、私、そんなに肌、きれいじゃないんで

富士フィルムのCMで

私、ミノルタのカメラを愛用してます

毛糸会社のオーディションで

チクチクしてるから嫌です。

デビューしたての新人なのに、強気な発言だと思いませんか?

南野陽子さんは、慣れない都会で一生懸命に強がっていたそうです。

ただ、何でもかんでも、断ったりしていたわけではありません。

水着の撮影で

ここで寝転がってポーズ取って

(南野陽子さん)
砂浜でもないのに寝転がれない

ここで終わってしまわず、南野陽子さんは

じゃあ、こういうポーズはどう?

と、別の提案をするなどして、やみくもにお断りをしていたわけではありませんでした。

そんな感じだったから周りに「生意気だ」と言われたことも多かった。でも、私としては、ただなんとなく「こんな私ですけど、何かあります? それを見いだすのがプロじゃないの?」って、プロの方に話を聞きに行っていた感じなんです。

引用:サンスポ

大人の中で、はっきりと意思表示することは、やはり気が強くないと難しいかもしれません。

ですが、南野陽子さんは、デビューした高校生の頃からプロ根性を持ち、仕事に取り組んでいたんですね。

南野陽子が阿部寛を代役に!

トップアイドルの南野陽子さんが『はいからさんが通る』(東映映画1987年12月12日公開)で主演を務め、囲み取材でのことです。

控室の前で記者たちが、南野陽子さんを待っていると

(南野陽子さん)
いつまでこんな格好させるのよ!
もう脱ぎたい!

と、記者や全面バックアップしてくれている大手着物メーカーさんがいる前で、控え室から南野陽子さんの怒鳴り声が聞こえました。

スポンサーの前で、「着物を脱ぎたい」は、さすがにヤバすぎと、記者たちも呆れています。

結局、南野陽子さんの取材の代役として阿部寛さんが、インタビューに応じました。

阿部寛さんはこの『はいからさんが通る』が役者デビューで、囲み取材も初めて。

シドロモドロの会見となったそうです。

今では、超大物俳優・阿部寛さんを南野陽子さんは、代役に使っていました。

この控え室の出来事は、気が強く、わがままに聞こえます。

南野陽子がバッシングを黙らせた

「高飛車」「ワガママ」とバッシングを受けるようになった南野陽子さんは、きっちりと仕事で跳ね返します。

「寒椿」(東映映画1992年5月30日)で南野陽子さんは主人公の芸妓・牡丹を演じます。

そして、トップアイドルにも関わらず、ヌードになり圧巻の演技で世間に衝撃を与えました。

実力があると世間に認められた南野陽子さんへの強い風当たりは、この「寒椿」で一気に収まります。

南野陽子さんの仕事に対し、真摯に向き合い演じる姿は素敵です。

「若くして売れっ子になった彼女を『高飛車』とバッシングする声もあったが、この体当たりの演技で批判は下火になった」(同前)

引用:文春オンライン

生意気だった理由は婦人科系の悩みから

45歳くらいから更年期障害の症状が現れた南野陽子さんは、若い頃から生理不順など婦人科系の悩みがありました

振り返ってみると、アイドル時代のイライラ等は、婦人科系からきていたものだと気づいたそうです。

役柄のために体重を落としたり、ハードスケジュールで睡眠不足や体力が低下するなど、原因は自分でもよくわからなかったのでしょうね。

南野陽子さんはイライラすることは、自分の性格と考えていましたが、振り返って考えると、苦しくなった時期と生理周期がぴたりと重なってました。

もともと私は、生理不順など婦人科系の悩みが多かった方だと思います。そのイライラが、仕事の時にうまく表現できなくて、生意気と言われたこともありました。寝る間もないアイドルだった当時は分からなくて、ただの性格だと思っていたけれど、後で考えると、苦しくなるのは必ず生理周期と重なっていました。

引用:神戸新聞

南野陽子さんは「PMS」で苦しんでいたんですね。

南野陽子さんのアイドル時代には「PMS」の理解が、乏しい時代です。

そのために「PMS」で精神や体調が不良だとしても、理解してもらえず、「気が強い」「生意気」と言われてしまってました。

PMS(月経前症候群)

月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)は、月経の前に現れるこころとからだの不調です。さまざまな症状が月経前に3~10日間くらい続きますが、月経が始まると自然に軽快・消失します。
日本人女性の70~80%が月経前に何らかの不調を自覚しており、5%は重い月経前症候群で日常生活に困難を感じています。月経前症候群は、特に思春期の女性で多いといわれています。

引用:日本産婦人科学会

南野陽子さんは気が強い一面がありますが、PMSで辛かったに違いありません。

まとめ

南野陽子さんは気が強く若い頃には
・自分でぐちゃぐちゃにしたメイクで撮影したにも関わらず、出来栄えが悪く高校の制服のまま講談社へ乗り込んだ
・「スケバン刑事」主役をフジテレビに単身で営業に行き獲得
・現在は大物俳優の阿部寛さんをインタビューの代役に行かせた

ワガママ、生意気、高飛車とバッシングがあったけれど理由は
・気が強いためもある
・プロとしての意識が高いため
・PMS

南野陽子さんのプロ意識の高さとキュートな愛らしさは今も変わらず、私たちを笑顔にしてくれます。

ますますのご活躍を祈ってます。

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