2022年11月2日に、北朝鮮は短距離弾道ミサイルなどを韓国へ向けて20発以上発射しました。
1日のミサイル発射数では、過去最多となる軍事挑発を行った北朝鮮。
なぜ、北朝鮮はミサイルを発射し続けるのでしょうか?
北朝鮮のミサイル発射で、日本が受ける影響についても調査してみました。
さっそく詳しくみていきましょう!
北朝鮮がミサイルを発射するのはなぜ?!
2022年11月2日に、北朝鮮が短距離弾道ミサイルなどを23発発射し、1日のミサイル発射数で過去最多となる軍事挑発を行いました。
北朝鮮のミサイルは、日本海と黄海にむけて発射され、このうち1発は海上の境界線にあたる北方限界線を南北が分断して以降、初めて越えて落下したといいます。
さらに、翌日の2022年11月3日には、北朝鮮のミサイルが日本へ向けて発射され、Jアラートが発令しました。
宮城県、山形県、新潟県にJアラートが発令されましたが、午前7時48分頃に北朝鮮のミサイルは太平洋へ通過したものとみられています。
なぜ、北朝鮮はミサイルを発射するのでしょうか?
北朝鮮がミサイルを発表する1番の理由は、挑発とみられています。
今回の23発のミサイル発射も、迎撃の難しいミサイルを多方向から一斉に発射する能力を誇示する目的があったとみられています。
さらに、戦術核兵器の開発を進展させる目的もあったとみらており、今後も挑発をエスカレートさせ、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や7回目の核実験に踏み切る恐れもあるとのこと。
北朝鮮の技術向上や挑発に対し、警戒感が高まっています。
北朝鮮のミサイル発射による日本への影響を調査してみた!
北朝鮮のミサイル発射による、日本への影響についても調査してみました。
北朝鮮は、度々日本海に向けてミサイルを発射しています。
日本へは届かず、日本海へ落下することも多いですが、2022年11月3日の北朝鮮のミサイルは日本の上空を通過して太平洋へ落下しました。
北朝鮮のミサイルが太平洋へ落下するのは初めてではありませんが、この距離は、インド太平洋において米軍の重要拠点であるグアムをも射程に収めることができる距離です。
北朝鮮の23発ものミサイル発射は、米韓空軍による大規模訓練に反発したものと見られており、米軍基地がある日本への反発も大きいです。
韓国では、対抗措置として韓国軍が戦闘機から空対地ミサイル3発を発射し、北方限界線の北側の公海上に落下させたといいます。
ロシア・ウクライナ情勢が泥沼化する中で、アジアも平和と安全が脅かされようとしています。
北朝鮮こミサイルで日本の原発を狙われれば、日本への被害は甚大なものになります。