破産者マップという自己破産者の情報をネット上で公開しているサイトがあるのをご存知でしょうか?
実は、この破産者マップは、2019年3月にサイトが閉鎖されています。
しかし、2022年6月からまた破産者マップが復活しているんだとか!
更に、前回より悪質なサイトになっていて、裁判は不可避だといいます。
さっそく詳しくみていきましょう!
【2022最新】破産者マップが復活?!
自己破産した人の氏名や住所をマップ上に表示する『破産者マップ』が、2022年6月20日までに復活していたことが分かりました。
この破産者は、破産者の個人情報をGoogleマップ風のマップ内で照会できるようにしたことで社会問題にまで発展し、2019年3月19日に1度閉鎖されています。
しかし、2022年6月に新破産者マップとして復活していたことが明らかになりました。
しかも、今回復活した破産者マップは、2009年から2018年までの破産者の氏名と住所を掲載しているといいます。
破産者マップは、政府が毎日発行する「官報」に掲載されている破産者情報をまとめたものです。
破産者は、官報に載せる事で、全債権者に告知した事にすると法律で決められてることから、官報に
- 債務者の住所・氏名
- 決定した日付
- 債務整理の理由の要旨
- 裁判所名
などが載ります。
このように、官報で破産者の個人情報が確認できるため、破産者マップが閉鎖しても、また別の破産者マップが復活しているのが現状です。
【2022最新】破産者マップが更に悪質で裁判不可避!
2022年6月から復活している破産者マップ。
最新の復活した破産者マップは、更に悪質になっているんだそう!
復活した破産者マップは、マップ上に載ったピンをクリックすると、破産者の住所や氏名といった個人情報が表示されます。
この破産者の個人情報を非表示にしたい場合は、ビットコインを支払わなければなりません。

破産者情報の削除で要求されるビットコイン
- 6万円:名前などの個人情報(ピンは残る)
- 12万円:ピン自体を削除
なんと、破産者マップ上からピンごと個人情報を削除するためには、12万円分のビットコインが必要だといいます。
前回は、削除にかかる手数料は3000円だったようです。
しかし、今回はその40倍!
破産者マップは、かなり悪質になって復活してしまったんですね…。
実は、前の破産者マップは集団訴訟の動きまであり、運営者に対して法的措置を取るためにクラウドファンディングまで行われていました。
そして、前回の破産者マップ運営者は特定された上、提訴されて裁判にもなっています。
そのため、今回の復活した破産者マップも裁判は避けられないでしょう。
このような破産者の個人情報をまとめたサイトには、停止命令が出され、従わない場合は刑事告発される場合もあるとのこと。
政府の個人情報保護委員会は、破産者本人の同意なしに官報情報を無断転載して公開することを個人情報保護法違反と判断し、破産者マップを見つけしだい、閉鎖を指導したり、サービスの停止を命じたりしてきたといいます。
それでも、破産者マップが復活し続けており、イタチごっこは続いていくでしょう。
【2022最新】破産者マップ復活に対するみんなの反応は?
まとめ
今回は、2022年最新の破産者マップについてまとめてみました。
2022年6月から破産者が復活していたことがわかりました。
しかも、前回の破産者マップより、更に悪質になっており、裁判は不可避でしょう。
最後までご覧くださりありがとうございます。